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  • 韓国カジノで「カウンティング」は違法?追放される理由と対策を徹底解説

    韓国のカジノは、日本人観光客にとって最も手軽で人気のあるギャンブルスポットの一つです。特にブラックジャックは戦略性が高く、世界中のプレイヤーを魅了しています。

    その戦略の頂点とされるのが「カードカウンティング(Counting)」です。

    しかし、「カウンティングは違法行為ではないのか?」「もし韓国カジノでやったらどうなるのか?」という疑問を持つ方も多いでしょう。

    この記事では、韓国カジノにおけるカウンティングの法的・実務的な立ち位置、そしてプレイヤーが知っておくべきリスクについて詳しく解説します。

    1. カードカウンティングとは何か?

    まず、カードカウンティングが具体的にどのような行為かを明確にしておきましょう。

    カウンティングの基本原理

    カウンティングとは、主にブラックジャックにおいて、既に出たカードを記憶・追跡し、シュー(配られるカードの束)の中に残っているハイカード(10、J、Q、K、Aなど)とローカードの比率を推測する戦略です。

    これは決して不正行為やイカサマではありません。

    カウンティングによって、プレイヤーは「次にハイカードが出る確率が高い」と判断した場合に大きく賭け、ローカードが出る確率が高い場合に賭け金を減らすことで、ハウスエッジ(カジノ側の有利性)を打ち消し、一時的にプレイヤー側に有利な状況を作り出します。

    カジノが恐れる理由

    カウンティングは、数学的なスキルであり、ゲームのルール自体を破っているわけではありません。

    しかし、カジノ側からすれば、ハウスエッジ(利益)を直接的に脅かす行為です。そのため、カジノはカウンティング行為を非常に警戒し、発見次第、厳しい措置を取ります。

    2. 韓国の法律でカウンティングは「違法」か?

    最も重要な疑問です。結論から言えば、刑法上、カードカウンティング自体が「犯罪行為」として明確に定義され、禁止されているわけではありません。

    違法ではないが、「歓迎もされない」

    カウンティングは、プレイヤーの記憶力と集中力に基づいた「スキル」とみなされます。これはポーカーでのブラフや、テーブルの傾向を読む戦略と同じく、ゲーム内での技術です。

    したがって、日本国内の賭博罪や、韓国の刑法において、カウンティング行為のみで逮捕されたり、罰則が科せられたりすることは基本的にありません。

    重要な壁:「カジノのサービス拒否権」

    しかし、話はここで終わりません。法的に違法でなくても、カジノ内で実行すれば非常に高いリスクを伴います。その根拠となるのが、カジノ側が持つ「サービス拒否権(入場拒否権)」です。

    カジノは私企業であり、その運営ルールはカジノ側にあります。

    カジノの財産権の保護: カジノ側は自社の利益を守るため、「好ましくないプレイヤー」と判断した顧客に対して、サービスの提供を拒否する権利を保有しています。
    追放(出禁)の措置: カウンティング行為が発覚した場合、カジノ側は「ご退場ください」「他のゲームをプレイしてください」という措置を取ることができます。

    つまり、法的に違法でなくても、「カジノのルール違反」として退場や出入禁止(ブラックリスト入り)の対象になるのです。

    3. 韓国カジノにおけるカウンティング発覚時の対応

    韓国にあるパラダイスシティやセブンラックカジノなどの外客専用カジノでは、カウンティングに対してどのような対策を取り、どのようにプレイヤーを特定しているのでしょうか。

    ① カウンターの特定方法

    カジノは、ディーラー、ピットボス、そして上空の監視カメラ(サテライト)を駆使して、不審な行動がないか常にチェックしています。

    カウンティングの疑いをかけられる主な行動パターンは以下の通りです。

    疑いをかけられる行動 具体的な特徴
    賭け金の極端な変動 負け続けていても微々たる額を賭け、突然テーブルが有利になった瞬間にMAXベットする。
    ベーシック戦略からの逸脱 プレイヤーに不利な状況(ローカウント)で、ヒットや保険を拒否するなど、基本戦略に従いすぎる。
    無表情・集中力の維持 周囲の状況に気を取られず、ゲーム展開に対して感情を一切出さない。
    高頻度のゲーム参加 頻繁にカジノを訪れ、継続的にブラックジャックのみで利益を上げ続けている。
    ② 発覚後のカジノ側の対策

    カウンティングが疑われた場合、カジノ側は段階的に対応を行います。

    ディーラーによるシャッフル頻度の増加: 最もソフトな対策です。ディーラーは、シューの中のカードが十分に配られる前に、頻繁にシャッフルを行うよう指示されます。これにより、カウンティングを不可能にします。
    ピットボスによる警告: ピットボスが直接テーブルに来て、さりげなく「お疲れですか?」などと声をかけ、プレイヤーの注意を逸らそうとします。
    ゲームチェンジの要求: 「当カジノでは、このゲームでの特定の戦略を許可していません。スロットや他のテーブルゲームに移動してください」と丁重に依頼されます。
    退場および出入禁止(出禁)の宣告: 警告を無視して続行したり、過去に何度も追放歴がある場合、セキュリティによってカジノ外へ誘導され、顧客リストから名前が削除されます(ブラックリスト入り)。一度ブラックリストに入ると、韓国国内の他の主要カジノでも入場が拒否される可能性が高くなります。
    4. カウンティングと賢く付き合うための注意点

    カウンティングはスキルですが、カジノ側にとってはリスクです。もし、純粋に戦略を追求したい場合は、以下の点に注意してください。

    1. 「目立たない」ことが最優先

    カウンティングを完全に隠してプレイすることはプロでも難しいですが、最も重要なのは**「大きく勝つこと」よりも「目立たないこと」**です。

    極端なベット額の変動($10から$1000など)は厳禁です。変動幅を小さく抑え、周囲のプレイヤーやディーラーとのコミュニケーションを意識的に取るなど、「ただの熱心なハイローラー」に見せかける努力が必要です。

    2. ルールを破った場合の抗議は避ける

    カジノ側から退場を求められた場合、絶対にその場で抗議したり、揉めたりしてはいけません。

    カジノ内での騒動は、単なるルール違反を超えてトラブルとみなされ、法的な問題に発展する可能性も否定できません。カジノの決定には従い、静かに退場することが賢明です。

    3. 韓国以外の国の事情

    補足ですが、カードカウンティングに対する姿勢は国によって異なります。

    アメリカ(ラスベガス/アトランティックシティなど): 基本的に韓国と同じく、違法ではないが追放の対象。
    マカオ: 以前は比較的緩いと言われていましたが、近年は監視が非常に厳しく、アメリカとほぼ同じ対応です。

    いずれにせよ、世界中のカジノで、システム的に優位性を確立するプレイヤーは歓迎されません。

    まとめ

    韓国カジノにおいてカードカウンティングは「法律上の違法行為ではないが、カジノのルール違反であり、発覚すれば即座に追放処分の対象となる行為」 precisely.

    ブラックジャックを楽しむ上で、戦略を学ぶことは素晴らしいことです。しかし、カジノという特別な空間では、自分のスキルよりも、まずその場所のルールと雰囲気を尊重することが、楽しく遊び続けるための絶対条件です。

    もし韓国カジノを訪れる際は、カウンティング技術を追求するよりも、ディーラーや他のプレイヤーとの交流を楽しみ、旅の思い出を作ることを優先しましょう。